インドネシア現地採用ブログ

トータル5年目のインドネシア生活。三十路サラリーマンとしてインドネシア生活、海外就職、キャリアに関して書いていきます。

新卒採用に関して

久しぶりのブログだ。。やっぱり続けるの大変だな。誰かかわりに書いて欲しい。書きたいことは沢山あるから。。今回は新卒採用に関して書いてみたいと思う。

唐突だけど、、前回、、

うちの会社は非常に入れ替わりが早いということを書いたが、そこで新卒採用について一度考えてみたいと思った。ただ今回は特にローカルの新卒採用に関してだ。

うちは採用に関するサービスを提供している会社にも関わらずその辺りの仕組み作りとかが本当にできていない。正確に言うと少し整ってきてはいるが、まだまだ他の企業と比べると仕組み化ができていないと思う。どこまで作るのが良くて、どこまではやらなくていいのかとかもわからないし、恥ずかしいが。あまり詳しい社の事情を書くと、特定されてしまうと大変なので、これ以上は内情に関しては書かないが。正確には書けないのか。

なので今回は敢えて、ローカル社員の新卒採用に関して絞って考えてみたい。

ここでいうローカルというのはインドネシアのこと。

一般的にみて、インドネシア人というのは日本人比べてジョブチェンジに関して”軽い”。そもそも新卒入社みたいな日本におけるような感じはない気がする。最近だと日本でも入社3年以内に独立しますとか、副業を推進とか、起業とか、マルチジョブとかその類のものがあるみたいだが。(詳しくは知らないし、そもそも入社時に3年以内に辞めますとか面接担当者や人事に言う人って考えがが軽薄なのではないかと思うが、、)

インドネシアでは、1年で辞めるとか、1年以内でやめてより待遇のいい会社にいくというのはかなり普通のことだから、それを理解して社内の制度の設計や人事をやっていかないとずっと自転車操業のように採用活動を続けている会社になってしまう。うちの会社の場合、制度が整っていない分、人に紐付いていの採用・定着になっており、組織やマネジメントがかなり属人化してしまっているのが現在の姿だと思う。(あくまでも一個人の見解であるが)

この姿を大幅にドラスティックにすぐに変更をすることなんて到底できない、独立した文化カルチャーを作るような部署担当者もなかなか少ない、もしかしたら社にもこういったことに対して問題意識を持っている人がかなり少ないのかもしれない。更にいうと、こういった属人化した家族経営的な形で良いとすら思っているのかもしれない。会社は一社会の組織としてすべての人にとって居心地がいい環境にすべきであるとはまったくもって思わないが、もう少しある一定の人だけの会社という感じではなく組織全体として更に文化や仕組みを持って運営する体にしていきたいと思う。そうすることで会社としての永続性、社会的意義みたいなところはさらに満たされていくのではないかと思っている。

話は変わるが、最近すごく感じるのが新卒の人材においてもかなり各社での人材の取り合いが3年前などに比べると激しくなってきていると感じる。採用ブランディングだけではない本質的な事業戦略に紐づく採用をしていかないとだめだと痛感をしている。媒体や紹介会社などにたよらない自社でのポートフォリオを母集団育成をしていかないとだめだ。本当に明日は我が身なので自分もできることを会社に対して提起してやっていこうと思う。